コラム
夏休みと終戦記念日
2006/08/15
残暑お見舞い申し上げます。8月上旬、夏休みを利用して、長女とイスタンブールに行きました。訪れたい海外の町や地域は、たくさんありますが、イスタンブールもその中のひとつでした。大した準備期間もなく、唐突に決まったこともあって、今回はモスクワ経由で長時間かけての往復になりました。久しぶりの海外とあって、帰国してからもイスタンブールの人々、町中の熱気が懐かしく思い起こされます。東京のような豊かさも治安の良さもなく、むしろ貧しい人たちが大半の町だけれど、生命力と活気に溢れていました。そして、大人たちは子どもたちを、優しく大切に育てていました。コンスタンチノープルからイスヌンブールへ、華麗&残酷な歴史の末路の町だけれど、99%イスラム教の今でも、博物館にはキリストが飾られ、ヨーロッパ、そして中東からの多くの旅行客で混沌としています。他のイスラムの国々が、戦争で疲弊しているのに比べ、トルコの自然は美しく残り、古代の遺跡や紀元後の寺院もそのまま残っています。世界中どこの国の人たちも、日々の暮らしを明るく前向きに生きているのだけれど、国や政治が、皆の生活にいかに大きな影響を及ぼすか、今回の旅では、強く感じました。首相の参拝問題で大騒ぎしている今の日本は「平和」ですが、これからも、周辺の国々や世界の他の国と上手く付き合える日本(人)でありたいと、私自身思います。民族性や国民性、そして今の日本の便利さや潔癖さ、正確さを大事にするとともに、違った文化を受け入れる「寛容さ」も持ち合わせたいものだと、終戦記念日の今日、改めて思いました。


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