ネバーランド
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コラム

日々想うことなどをお届けします。

富士山

2017/05/25
オンライン英会話の先生が、友人と日本旅に出ました。

LINEで
「これからセブの空港を出発するところ」とか、
「埼玉の生徒の家に到着しました」とか、
「ディズニーランド、グレート!」とか、
「三社祭、テレビみました?」とか(TVカメラに映ったみたい)、
「富士山の途中まで行ったら、雲が取れて頂上が見えた」とか、
嬉しい便りが届きました。

生徒たちが次から次へと、お二人を案内して、
東京から大阪まで旅して、再び成田からマニラへ戻って来ます。二週間の旅。

日本と違い、フィリピンは海外へ行く時にビザが必要で、
それなりの審査があって、外国行くのは大変、とそんな話を、他のフイリピン人から聞きました。
賃金も低いから、近隣諸国へも気楽に行けない・・

フィリピンだけではなく、世界の多くの国々は同じ状況。
ビザやパスポートの問題、お金の問題で、
ごく僅かの先進国の人たちが、海外を旅しているのであって、
日本は、そういう意味でもとても恵まれている・・感謝です。

そんな中、
フィリピン先生はお金を貯めて「一度は日本を訪れたい!」と有言実行。
大喜びで日本を旅している、その事実が、正直とても嬉しい・・

お世話になっている中華系エージェントさんは、
6月一週間、子供も一緒に家族で北海道旅行するそうです。
数十年前、日本の大学で勉強していた時は、北海道へ行けなくて、
今度子供たちも一緒に、北海道へ行けるのが嬉しいと、言ってました。

東南アジアの新興国の人たちから見たら、
日本は全てが整然としていて、科学技術から文化、そして衣食住まで驚きの連続だと思います。
同じアジアの国だから余計にそう思いのでは・・

アジアの多くの若い人たちが、日本を知って欲しいな、と思うし、
さらに一歩踏み込んだ時に、日本を果たしてどう感じるのかな、とも思います。

日本は、たくさんの海外の人たちが観光に訪れるけれど、
英語標記が少なかったり(なかったり)、物価が物凄く高かったり、
観光客には有難くない面が、とても多いと思う。

ただ、日本の若い人たちが、海外の人たちを自然に受け入れられるようになったのは、
とても大きな進歩だと感じます。
文化や習慣の違いは違いとして、
「人」と「人」が信頼しあって繋がって行く、
それが、アジアで先行く私たちの果たす役割なのかもしれません。


写真は、LINEで送られて来た富士山と、横浜の公園。
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
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