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コラム

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ロックダウン、封鎖初日と2日目

2020/03/19
3月18日から31日までマレーシア全土封鎖。18日朝は、車の行き交う音も少ない静けさでした。

基本ペナンでは引きこもり生活なので、ロックダウンで暮らしがガラっと変わることなく、ただ、外の様子が知りたくて、街中ジョージタウンの両替屋へ車で目指しました。金融機関はオープンとのことなので・・なんと!!道路脇のお店、ほぼ閉まっていて、いつもなら、一日中食べて喋ってのマレー人がどこにも見当たらず、車もまばら。この光景が「封鎖」なんですね。

両替屋もスタッフだけ、円からリンギットへ交換してから銀行ATMへ。こちらも利用者はゼロ。銀行スタッフが中で暇そうにスマホをいじっているだけでした。ゴーストタウンです。

翌日、連れ合いが海岸通りへ朝のウォーキングに出かけたら、ポリスの職質にあって「go back」「go home」と言われてスゴスゴ戻って来ました。外出禁止は、ウォーキングもダメみたい。食料品の買い出しだけはオーケー。仕事も必要なければ自宅で。冠婚葬祭も集会も、もちん遠出もNG。外食も禁止で、持ち帰りとデリバリーだけオーケー。守らない人に対しては、罰金や禁固刑が発生します。

「とにかく感染拡大を防ぐため、この期間は自宅にいてください!」と、今は、国中がこの一点に集中です。そう、コンドミニアムのプールもジムも閉鎖されました(涙)

国境で隣国と繋がった多民族、多宗教の国々。危機管理は、島国ニッポンと比べようがないほど徹底するんですね。EUや他のアジア諸国も同様でしょう。貧富の格差も大きいし、場所によっては医療が整わない地域もあるでしょう。民族によって生活習慣や道徳意識も違うし、なんと言っても「従順なキャラ」の日本人とは、国民性が違う。感染拡大は早急に避けなければいけない。

封鎖二週間でそれなりの成果が出て、もとの生活に戻れることを、心から願うばかりです。
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