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コラム

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国境封鎖はますます厳しく

2020/09/25
9月に入って、マレーシアはCOVID19新規感染者数が15万人以上の23カ国からの入国を完全禁止に。VISAを持つ人たちも入国出来なくなりました。厳しい・・・

更に、その他の国々のビジネスや留学、私たちのようなVISAを持つ人たち(観光はNG)は、担当局へ申請して許可が出れば渡航入国→PCR検査→2週間の完全隔離生活→はれて自由の身になるのだけど、この隔離生活でのホテル滞在費とPCR検査費に諸経費が加算されることとなり、なんと総額4900RM(約12万円)!に跳ね上がりました。

値上がり前でも6万円ほどはかかり、2人目は安くなるとはいっても高額でした。会社が負担してくれるビジネスマンは可能かもしれないけれど、一般人にとっては値上げで一気に難しい金額となりました。

8月の新規感染者は輸入感染が多かったので、このような厳しい対応になったのでしょう。世界の感染状況を見れば、マレーシアだけでなく多くの国々で国境封鎖は続いていて、仕方ないかな・・一時帰国は遠のくばかりです。

コロナウィルスについては「重症にはならない」「普通の風邪程度」説から「感染力が今までの10倍のD614G」「ウイルスは変異する」まで、さまざま言われてます。ただ、ウイルスの全容は未だ解明されていないし、世界中の国々が国境を自由に開かず、世界中の飛行機もわずかしか飛ばず、人が今までのように国をまたいで行き来が出来ない以上、事態は変わらないし収束していかない。経済活動も国内だけに止まり、国外へは物資の輸送が行われるだけ。ふー。

来年もマレーシア再入国が期待できなければ、日本への本帰国や準本帰国もあり得るかな・・今はペナン滞在の他の理由もあるので、緊急事案が起きない限り、年内はこちらに滞在予定です。日本には現在不安材料が多すぎで、居住環境など落ち着いて決めるのは難しい状況。来年、世界状況が好転すれば、時期を見て一時帰国は可能になるだろうし、事態が更に悪化すれば、日本へ一時的にしろ戻るしか選択肢はなくなる・・と、そんなふうに判断しています。

「個人の意思で決められない」「選択肢がない、あってもわずか」という現状は、生まれて初めての経験で、両親が通って来た「大戦前後」も同じような状況だったのかな・・とふと思ったりします。
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