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コラム

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緩いロックダウン、12月6日まで

2020/11/10
マレーシアは1日の新規感染者数が減らず1000人超えが続いたところで、発令中の行動制限が強化されました。ソフトロックダウンが11月9日から4週間、グリーンゾーンの3州を覗いて適用されます。

ペナン州も二カ所の刑務所内での感染拡大が続き、新規感染者数が増えてレッドゾーンになったのでCMCO(Conditional Movemend Control Order) 条件付き行動制限に入りました。

3月のロックダウンは外出禁止に営業禁止、活動全て禁止でハードだったけれど、今回は経済活動OK、車も二人まで乗車OK、レストランや美容院OKなので助かります。学校休校、集会禁止、会社も出来るだけリモートで、とsocIal distancingを徹底するようです。

9日(月)は静かな朝、乗用車で学校送迎がないし外出を控える人が多かったからでしょう。

仕事も子育てもない私たちは気楽ですが、働く人や子供のいる家庭は度重なるロックダウンで不平、不満や不安は広がるだろうな・・と思います。今のところ、欧米のような暴動やデモと無縁のマレーシアですが、感染収束してローカルの人たちが安定した生活を送れるよう願うばかりです。ガンバレ、マレーシア!

感染拡大はボルネオ島サバ州と首都圏がほとんどで、ペナン島は数名だったり、時々数十名、しかも感染者が多いのは私たちが住むエリアの反対側です。毎日の感染状況は地図、グラフ、表を交えながらネット上に掲載されます。Twitterが便利でgoogleで日本語翻訳も出るし、マレーシア在住の日本の方が毎日、保健省の発表の大事な部分を日本語訳してtweet、ホント便利です。


ウイルスの感染力が強まり陽性反応が出ても無症状や軽症者が多く、接触者を検査すればするほど陽性の人は増えるようです。それでも年配者や持病のある人たちは重症になったり死亡するので、検査→隔離は必須なのでしょう。軍隊動員して医療物資を運び、多く医療従事者やデータ分析のスタッフが感染多発エリアへ移動。若いフロントライナーたちが、時には感染しながらも働いている様子が、写真や文章で伝わって来ます。もう感謝しかない・・

亡くなった方たちの状況、病院、年齢、持病、クラスター名なども保健省から毎日報告され、同時にお悔やみの言葉が掲載されます。圧倒的に50代以上の方たち、心からご冥福を祈ります。
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