先日、知り合いの中華系マレー人から日本語で「訃報」が届きました。

ペナン在住の日本人女性、エージェントとして手続きなどお世話になり、頼りにしていた方が、突然、自宅で亡くなったとの知らせです。

暫くは気が動転して哀しみや驚き…茫然自失でした。最後にお会いしたのが3月、一時帰国の手続きをお願いして、彼女の仕事の郵便物を東京から発送したり、無事ペナンへ戻った報告をして、次回もまた宜しくお願いします、そんなやり取りが最後でした。

年下の女性が亡くなるのは辛いです。マレー人夫に先立たれた後、ペナンで子どもたちを育て、彼女のご両親と留学中の娘さんは今、東京府中市にお住まい、お身内の哀しみを想像すると胸が痛みます。息子さんはクアラルンプールの大学生。頂いた連絡によると、既に葬儀は親族で終了とのコト。想像するに、亡くなられた夫のご家族と息子さんで葬儀は行われたのでしょう。日本にいるご両親や娘さんとは、一昨年から会えていないと、3月に交わした雑談の中で、彼女は話してました。

国を超えた国際結婚、女性の場合は他国で生活するコトが多く、簡単に祖国へ戻れなかったり、COVID19のような状況では一時帰国さえママならない。

心から慕っていた夫のもとへ旅立ったと、そう信じつつ…心からご冥福をお祈りします。

小さな愛らしい赤い花は多分…
ハナキリン　花麒麟　ユーフォルビア　Euphorbia milli
花言葉は「早くキスして」「純愛」「独立」「逆境に耐える」