ネバーランド
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コラム

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移動開始のマレーシア

2021/11/01
ペナンにいる長女から。

移動制限解除されて州を超えて移動できるようになり、彼女も島から半島にあるキャメロンハイランドへ観光に。たくさんのマレー系マレー人の家族やグループが訪れていてビックリ!したとか。

ご近所の中華系マレー人宅では、ママの妹たち(パパは昨年亡くなった)が週末になるとやって来て麻雀して数日滞在して帰って行くとか。ママの兄家族も遠方からやって来た。兄はマレー系マレー人女性と結婚してイスラム教に改宗したから中華料理かNGで、近所のホテルに宿泊中とか。

大家族やグループで車に乗って、どこでも出かけ泊まりに行くマレー人の習性を知って、娘はビックリしているみたい。日本では「仕事第一」だから、旅行プラン立てて年に何回・・みたいな感じだし、そこまで頻繁に大家族で集まったりはしないからね。マレーシアでは突然、頻繁に、大人数で、長時間にわたりどこでも行く(笑)仕事第一ではないな。

日本は「おひとりさま」がコロナの影響もあってか、本当に増えたと感じます。

海外のどの国へ行っても「おひとりさま」はごくわずか。個人主義の欧米でも仕事などで一人で動く人はいるけど、基本カップル文化だから、プライベートでのひとりは少ない、レストランでも散歩でも。大家族で暮らさないけど、家族とのイベントはきちんと行っていて家族愛は強いと感じます。

アジアでは、日常的に家族やグループでの行動が多く結束は固い。連れ合いと二人でもひっそりって感じるほど。

日本は治安が良くて便利だから「おひとりさま」でも十分に暮らしていける。でもね・・「ひとりは弱い」と感じるのは私だけでしょうか? 以前は家族や会社がセイフティーネットになって個人をサポートしていたけれど、今では両方が崩れていて、若い人たちの心の闇は孤独に覆われ深いかなと感じる、一時帰国です。

長女は、ご近所さんファミリーにお世話になり、日本と違った文化や生活習慣を体験しながら、いろいろなことに気づいていくのではないかな。多くの日本の若い人たちが海を渡り、苦労は多いと思うけど、広い世界へ目を向けて明るい未来を感じられたら良いなあと感じる、一時帰国です。

写真は、読書三昧の待機期間でついに「絵本」も注文(笑)、これは小さな人たちへのプレゼント。絵本は夢があって好きです。
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