ネバーランド
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コラム

日々想うことなどをお届けします。

光と影

2010/04/04
曇り空の日曜日、午前中銀座まで自転車で。
お昼過ぎに用事が終り、自転車で帰ろうとしたところ、すぐ傍にテアトルシネマあり、 
ふと見ると「カラヴァッジョ」の映画が15分後に上演!
フラリとそのままテアトルシネマに入って、久し振りの映画鑑賞、
「THIS IS IT」以来です。

天才画家の一生で、ストーリーは良くある流れだったけど、
「光と影」という言葉が心に残り、
暗闇に光が差し込む場面が、カラヴァッジョの絵画の「光」と相まって、
とても美しかった。

自然〜闇〜光・・
明るいデンキ・蛍光灯・映像に年中囲まれて暮らす私は、
「光」を知っているのかしら・・
「光」の美しさ有り難さを忘れているのではないかしら・・
そんな思いにかられた時、
サハラ砂漠の星空、夜の闇、夜明けの光、そして
砂漠に写るラクダの影が頭に浮かびました。

「闇」があるから「光」は美しいのだと、
あの旅からイメージが湧いたけど、
明る過ぎる日常では、そんな感性はなくなってます。

闇も光も感じなくなった現代人に、
不安や喜びは別次元のモノになってしまったみたい。

「光」に導かれ、高みへと上って行く神々しいまでの気持ちを、
どの時代の人たちも、どの国の人たちも、
言葉・絵画・音で表して来て、そして今・・
「暗闇に降り注ぐ光」を、いつも大切に感じ取れる人でありたい、
そんなふうに思いました。

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