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コラム

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ウズベキスタン紀行〜文明の十字路

2011/09/29
これほど真っ青な空を、雲ひとつない青空を、今まで見たことがあったかしら・・
青というより、あれは「紺碧」。
イスラム建築の青いドームや高い塔が、紺碧の空に輝き、
絵より写真より見事な、息を呑む美しい風景を、数々目にしました。

旅行会社のキャッチフレーズは「文明の十字路」、
確かに、ウズベキスタンには、東西南北、さまざまな民族や宗教、文化の往来が感じられます。
イスラムのモスクの木製の柱や中庭から、6月に訪れた奈良の法隆寺を思い出し、
タシケントの博物館では、柔和な仏像に心打たれ、
タイル模様や幾何学模様に、ところどころ和物のデザインを感じ、
西から東へ、東から西へ、歴史と文化の脈々とした流れに、身震いする思いです。

ウズベキスタンで世界地図を眺めると、もちろんウズベキが中心。
何と!? アメリカ大陸がまっ二つに左右に分かれて描かれてます。
ソ連やロシアの影響を大きく受けるウズベキに、マクドナルドやスタバは一軒もなく、
アメリカは遙か遠い彼方の国なのでしょう。
見ると、小さい日本列島は、しっかりとユーラシア大陸の東に描かれています。
頑張ってるね、島国ニッポン! 何だかとってもとっても嬉しくなります。

好き嫌いはあるだろうけど・・
中国・ロシア・インド・東南アジア・中央アジア・中近東からヨーロッパ
こちらの大陸が日本の近隣、上手く付き合って行って欲しいと願います。
信長さんや家康さん、遠い昔では聖徳太子さんだって、
大陸と上手に付き合って来たのだから、出来るはずだよね。

日本人の技術力・真面目さ・勤勉さを、広い世界に役立てて行って欲しいと、
タシケントの日本人墓地に詣りながら、思いました。
ここに眠る人たちは、世界大戦でソ連軍の捕虜となった日本の兵隊さんたち。
シベリアの収容所からウズベキに送られ、捕虜としてウズベキの建築工事に携わり、
良い評判を得たとか、ガイドさんは語ってくれました。
旅の最後に、遠い異国で一生を終えた日本兵の方々に祈りを捧げ、
中央アジア、そして大陸と日本との友好的な繋がりを心から願いました。


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