ネバーランド
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コラム

日々想うことなどをお届けします。

終戦記念日、つれづれに・・

2012/08/15
14日、人形町交差点で信号待ち。
後ろの若いサラリーマン2人の会話が聞こえて来ました。
「明日、行かないのか?」「うーん、あそこだろ・・」
「ウン、靖国。日本人として行くべきじゃない?」「・・・」
なるほどね。

15日のお盆は、府中の実家へ、
風邪を拗らせていた93歳父親は、ほぼ完治、
お世話係の91歳母も、まあまあ元気そう。
昼食と夕食に、都心のお惣菜を買って行き、お喋りに花が咲きます。
「靖国神社には行かないの?」と父に聞くと、
観光に行ったコトはあるけど、心情的にはNGの様子。
戦争を生き延びた両親は、戦後、焼け野原になった東京都内で、
働き、子どもを育て生活して来た訳で、
その苦労は計り知れなかったコトでしょう。
母の兄は、学徒出陣のうえ、戦地から戻ることなく、沖縄で戦死、
母は「戦争」と聞いただけで、いつも辛そう、顔を背けていたのを思い出します。
生き残った人たちは、戦前から戦後へ、大変な暮らしを強いられた訳で、
そういった人たちからみれば、
戦死者や戦犯を祀る神社へ参拝に行けば、気持ちが安らぐ、
そんな簡単な問題ではないのでしょう。

美味しそうに食事する年老いた両親を眺めながら、
今の幸せをしみじみと噛み締める、
2012年終戦記念日でした。
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