ネバーランド
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コラム

日々想うことなどをお届けします。

今回の一時帰国

2018/02/10
立春過ぎの東京から、南国マレーシアへ戻って来ました。

真冬に寒い場所へ行くのは、寒がりなのだけど、実は好きなんです。
ただ、風邪やインフルエンザが心配でした、今回は。
昨年は連れ合いがインフルに罹った履歴があったので、余計に。
二人とも体調崩さず二週間滞在できたこと、とてもラッキーで、感謝してます。

開発途上のマレーに比べ、成熟しきった東京には、
古めかしさや高齢化を感じますが、私の目には、年を経た魅力にも映ります。

ただ気になったのは、身体が不調な方や亡くなった方が多かったこと。
風邪の季節だからかもしれません。
近所の方やお知り合いが「突然亡くなった」の話を何回も聞きました。
40代以上の方たち、年齢はさまざまでした。

異常気象や自然災害なども続き、政治経済だけでなく、
日本は、暫く辛い時代が続くのかも・・と思いました。

海外生活と日本の往復を一年半ほど続けて、
「日本」や「日本人」の、いろいろな面に気づき始めたような。

「我慢強さ」とか「耐え偲ぶ」とか「嘆き悲しむ」とか、
最近、そんな日本語が浮かんできます。
百人一首を齧ったからかな😊(孫との一戦では惨敗でした^^;)・・

四季の激しい変化や、自然現象や、時には権力の横暴を、
嫌と思っても静かに受け入れ、踏みとどまって暮らし続ける。
周囲を海に囲まれている地形も大きな要素なのだろうけど。
大陸の国々のように、混じり合うことも、大国に支配征服されることもなく、
1000年・・2000年・・さまざまな時代を経て、
ほとんどの日本人が、日本で生き続けて来たことに、
ある意味、驚異的な思いすらします。

「山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば」
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